はじめに
中古品は価格が抑えられ、環境にもやさしいため、選ぶ人も多いのではないでしょうか。
しかし、風水の視点から見ると「中古=前の持ち主の“気”を引き継ぐもの」として注意が必要だとされています。
風水とは、環境や物の配置・状態から「運気」や「気の流れ」を整えることで、心身の健康や運勢を高める考え方です。
その中で重要なのが“気(エネルギー)”の存在。すべての物には気が宿るとされており、特に人が使っていた物には、その人の思いや感情、さらには運勢が残っているといわれています。
中古品を安易に取り入れると、前の持ち主の「負のエネルギー」まで引き込んでしまう可能性があるのです。
この記事では、風水的に中古で買わないほうが良いアイテムをランキング形式でご紹介し、さらに「どうしても中古を買いたいときの対策」や「中古でも問題のない物」についても解説していきます。
風水的に中古で買わないほうがいいもの【トップ10】
人形・ぬいぐるみ
人形やぬいぐるみは、特に念が宿りやすいとされているアイテムです。
子どもが長年大切にしていたぬいぐるみや、飾り物として使われていた人形には、持ち主の感情や記憶が深く残っている場合があります。
風水では、人形は「気を吸いやすく放ちやすい存在」とされるため、他人の運気や感情をそのまま受け継いでしまうリスクがあると考えられています。
財布・金庫
金運に直結する財布や金庫は、中古品を避けたほうが良い代表格です。
風水では「お金の流れを呼び込む器」とされており、前の持ち主の金運の影響を受けやすいといわれています。
特に、金銭トラブルのあった人物が使っていたものは要注意。新しい財布を買って「金運の流れをリセットする」ことが基本とされています。
指輪・ネックレスなどのアクセサリー類
アクセサリー類は、肌に直接触れるため、持ち主の気をダイレクトに吸収しやすいアイテムです。
特に指輪には「縁をつなぐ」意味もあるため、過去の恋愛運や人間関係の気を引きずることも。
宝石のついたアクセサリーは美しいですが、念が強く残っている場合があるため、慎重に扱う必要があります。
ベッド・布団・マットレス
人は寝ている間、無防備な状態で気を受け取りやすくなります。
そのため、ベッドやマットレス、布団といった寝具は、他人の使用した中古品を避けるのが風水の基本です。
特に体調不良の人が使っていた寝具には、陰の気が残っている可能性もあるため、できる限り新品を選びたいところです。
着物・ドレスなどの衣類
普段着よりもフォーマルな衣類は、持ち主の思い入れが強く、念がこもりやすいとされます。特に着物は代々受け継がれてきた家族の思いや歴史が染みついていることもあり、風水的には扱いが難しいといわれています。
また、ウエディングドレスや礼服など「特別な感情が伴った服」は、気の影響を受けやすいので注意が必要です。
鏡
風水では、鏡は「魂を映すもの」として神聖なアイテムとされています。
中古の鏡には、前の持ち主の感情や生活空間の気が残りやすいため、できるだけ新品を選ぶのが理想です。
また、鏡の表面にキズがあると、運気が乱れる原因にもなるといわれています。
骨董品・刀剣・仏具など
骨董品や宗教的なアイテムには、特定の歴史や強い念が宿っていることが多いです。
特に、刀剣類や仏具などは、持ち主の魂や思念が込められていることも。
美術品としての価値は高くても、風水的には扱いが難しいとされるため、安易な購入は避けるべきです。
時計
時計は「人生の時間」を象徴するアイテムとされ、前の持ち主の人生の流れを引き継ぐと考えられています。特に壊れていたり、止まっていた時計は「運気の停滞」を意味するため注意が必要です。
見た目が気に入っても、気が滞っている中古の時計は避けたほうが良いでしょう。
スマホ・PCなどの電子機器
近年では、スマホやパソコンといった電子機器にも「念が残る」という考え方があります。これは風水というよりも、心理的な観点からも理解しやすい話かもしれません。
前の使用者がトラブルを抱えていた場合、その気が情報や使い方に表れていることがあるため、できればリセットや浄化を行ってから使用することをおすすめします。
靴
靴は、風水で「運を支える土台」とされる非常に重要なアイテムです。足元は運気の入り口ともいわれており、他人の靴を履くことでその人の運気のクセや負の気まで引き継いでしまう可能性があります。
デザインが気に入っても、中古の靴は避けた方が無難です。
中古で買わないほうがいいけど、中古品をどうしても買いたいときの風水的な対策3選
どうしても中古品を手に入れたい、という場合には、以下のような風水的対策を行うと安心です。
清めの方法
塩で清める:粗塩を紙に包み、数日間その上に置く。
月光浴:満月の夜に月の光に当てて浄化する。
白檀やお香を焚く:空間と物を一緒に浄化する。
新しいエネルギーを宿すコツ
新しい使い方を意識する(例:配置を変える、目的を変える)
明るい場所に置くことで陽の気を呼び込む
初めて使う際に「よろしくお願いします」と声をかけるのも効果的です
開運のための置き場所・使い始めの儀式
中古品を取り入れる場合は、最初に使う日や場所にも配慮しましょう。
運気が上がるとされる「大安」や「一粒万倍日」などに使い始めると、悪い気をリセットしやすくなります。
中古でも問題ない・むしろおすすめのアイテムは?
中古品すべてが風水的にNGというわけではありません。以下のようなアイテムは比較的問題が少ないとされています。
書籍:知識や情報を得るもの。念が残りにくい
一部の家具(テーブルや棚など):使用感が少なく、浄化しやすい
キッチン用品:未使用品や衛生面がクリアされていれば問題ない
中古品選びの注意点
清潔感があるかどうか
持っていて「違和感」を感じないか
直感的に「嫌な感じ」があるなら無理して買わないこと
まとめ:風水で中古品を見極め、良い運気を守ろう
中古品にはメリットも多くありますが、風水的にはその「背景」に注意を払うことが大切です。
とくに人と密接に関わるアイテムや、強い感情が宿りやすい物は慎重に扱う必要があります。
すべての中古品がNGではありません。
ポイントは、「気の状態」を見極めること、そして必要以上に怖がらずに、自分の直感も信じて選ぶことです。
風水の考え方を上手に取り入れることで、暮らしの中に心地よい気の流れを取り戻すことができます。
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