はじめに
「AIでショートアニメを作ってみたい」「小説や脚本はあるけど、動画にする方法がわからない」「AI動画を何本も作って、自分でつなぐのが大変」そんな人向けに登場したのが、genas.AIのStory Studio(ストーリースタジオ)です。
Story Studioは、アイデア・あらすじ・脚本・小説などを入力すると、AIが企画、登場人物、絵コンテ、映像、音声、字幕、BGMまでまとめて制作してくれる機能です。
2026年9月19日に提供が始まり、1話あたり30秒〜10分を目安にしたショートアニメ・ショートドラマを制作できます。genas.ai
この記事では、「Story Studioでは何ができる?」「無料で使える?」「料金はいくら?」「小説から動画を作れる?」「初心者でも使える?」といった疑問をわかりやすく解説していきます。
是非参考にして頂ければ幸いです。
genas.AI Story Studioとは?
Story Studioは、AI動画生成サービス「genas.AI」に追加された、物語を1話分の映像作品として制作するための機能です。
通常のAI動画生成では、
プロンプトを作る
↓
数秒〜数十秒の動画を生成する
↓
次のカットを作る
↓
動画編集ソフトでつなぐ
↓
字幕やBGMを付ける
といった作業が必要になります。
Story Studioでは、原稿をもとにAIが複数のカットを設計し、同じ登場人物を使いながら1本の作品につなげます。
企画から書き出しまでStory Studio内で完結するのが大きな特徴です。
Story Studioでできること
最大10分程度のAI動画を作れる
Story Studioでは、1話30秒〜10分を目安として作品の長さを指定できます。
一般的な動画生成機能では1回あたり最大30秒ですが、Story Studioは複数のカットを作ってつなげることで、より長い物語を制作できる仕組みです。
そのため、ショートドラマ、ショートアニメ、SNS向け縦型動画、小説の映像化、シリーズ作品などに利用できます。
第2話、第3話と続く作品にも対応しており、前のエピソードで使用した登場人物や場所などを引き継いで制作できます。
アイデアだけでも作品を作れる
Story Studioへ入力できるのは完成した脚本だけではありません。
公式では①アイデア②あらすじ③脚本④小説に対応すると案内されています。1話あたり最大3万字まで入力できます。genas.ai
つまり、「ストーリーのアイデアはあるけど脚本を書けない」という人でも利用できます。
AIがあらすじ、登場人物、場所、シーンごとのセリフなどを組み立ててくれるため、映像制作経験がない人でも始めやすい仕組みです。
同じ登場人物を使い続けやすい
AI動画で難しいポイントの一つが、カットが変わると登場人物の顔や服装まで変わってしまうことです。
Story Studioでは、登場人物ごとに正面・斜め・全身などの設定画を作成し、それを各カットの生成時に参照します。
そのため、通常の動画生成よりも人物の見た目を統一しやすい仕組みになっています。
ただし、AI生成なので完全に同じ見た目になることが保証されているわけではありません。
公式でも生成ごとに「ゆらぎ」が発生する場合があり、気になるカットは修正できるとされています。
Story Studioの使い方
Story Studioの基本的な使い方は5ステップです。
物語を入力する
まずgenas.AIにログインし、Story Studioから新しい作品を作成します。
制作形式として、ショートアニメ、ショートドラマのどちらかを選択します。
さらに画面比率も、
縦型 9:16
横型 16:9
正方形 1:1
から選択できます。
TikTok・Instagramリール・YouTube Shortsなどを想定する場合は、縦型9:16が使いやすいでしょう。
その後、アイデア、あらすじ、脚本、小説のいずれかを入力し、動画の長さ・予算モード・音声などを設定します。
「企画をつくる」を押すとAIによる企画作成が始まります。
※この段階ではポイントを消費しません。
AIが作った企画を確認する
入力した原稿をもとにAIが、あらすじ、登場人物、場所、シーン、セリフなどを作成します。
内容に納得できなければ企画を作り直すこともできます。
企画の作成・やり直しは無料です。
いきなり有料の動画生成を始めるのではなく、まず無料で「どんな作品になりそうか」を確認できるのは使いやすいポイントです。
登場人物の顔や声を決める
次に、登場人物と場所の設定画を作ります。
登場人物については複数の顔候補が表示され、その中から作品に使用したい顔を選択します。
選んだ顔が、その後のカットで登場人物を生成する際の基準になります。
音声については標準の「おまかせ(ネイティブ音声)」のほか、音声合成や字幕だけを使用する方法も用意されています。
絵コンテから動画を生成する
AIがストーリーをシーンやカットに分け、絵コンテを作成します。
カット割りや絵コンテの下書き、キーフレームと音声を使った通し再生までは無料です。
実際の画像や動画を生成するときにポイントを消費します。
料金は生成前に表示されるため、「気付いたら大量にポイントを使っていた」という状況を防ぎやすくなっています。
字幕・BGMを整えて動画を書き出す
動画が完成したら、字幕、BGM、タイトルカード、カットの順番などを調整します。
書き出し自体は無料です。
完成した作品は、MP4、字幕ファイル(SRT)、一式をまとめたZIPとしてダウンロードできます。
「おまかせ」でほぼ自動制作もできる
細かい設定が難しい人向けに、Story Studioにはおまかせ制作も用意されています。
原稿と予算上限を設定して「おまかせで作る」を選ぶと、企画、カット割り、設定画、絵コンテ、動画、通し再生、書き出しまで自動で進められます。
ユーザーが途中で選ぶ必要がある主な部分は登場人物の顔です。
AI動画制作を初めて試す場合は、まずおまかせで全体の流れを体験してみるのもよいでしょう。
Story Studioは無料?どこまで無料で使える?
Story Studioは、すべてを完全無料で制作できるサービスではありません。
ただし、動画制作のかなり手前までは無料で試せます。
無料で利用できる工程として公式が案内しているのは、
- 企画作成
- カット割り
- 絵コンテの下書き
- キーフレームと音声による通し再生
- 声の試聴
- 字幕・BGMなどの仕上げ
- MP4などへの書き出し
です。
一方、
- 設定画の生成
- 絵コンテ画像の生成
- 映像生成
- 指定音声による音声合成
- 一部のカット修正
などでポイントを消費します。
つまり、
無料で企画を作る
↓
完成イメージを確認する
↓
実際に動画を作りたい場合だけポイントを使う
という流れです。
Story Studioの料金はいくら?
genas.AIは基本的にポイント制です。
1pt=20円(税別)/22円(税込)で、月額契約なしでも必要なポイントを購入できます。
ポイントパックは2026年9月時点で次のようになっています。
| パック | ポイント | 税込価格 |
|---|---|---|
| ミニ | 50pt | 1,100円 |
| スターター | 100pt | 2,200円 |
| ベーシック | 500pt | 11,000円 |
| プロ | 2,500pt | 55,000円 |
| スタジオ | 10,000pt | 220,000円 |
購入したポイントの有効期限は365日です。
月額契約をしなくても、必要な分だけ購入できるのは利用しやすいポイントでしょう。
Story Studioで1本作るといくら?
実際の料金は、動画の長さ、カット数、画質、生成回数、修正回数などによって変わります。
公式の作例「放課後の図書室」では、
約40秒
6カット
エコノミーモード
で約37ptが使われています。
1pt=20円(税別)なので、約740円(税別)の作例です。
ただし、「40秒なら必ず740円」という意味ではありません。
作品内容や設定によって消費ポイントは変わるため、あくまで目安として考えてください。
Story Studioでは工程ごとに必要なポイントが事前表示され、1話ごとに予算上限も設定できます。
genas.AIには無料体験がある?
新規登録者向けに14日間の無料トライアルが案内されています。
条件を満たす場合、最大150pt(税別3,000円相当)を試すことができます。
ただし、ポイントの付与条件があります。
無料体験を利用する場合は、登録画面で現在の対象条件を確認すると良いでしょう。
Story Studioではどんな動画を作れる?
Story Studioは特に「物語のある動画」に向いています。
例えば、ショートアニメ、恋愛ショートドラマ、ホラー短編、小説の映像化、企業・商品のストーリー動画、SNS向け連続ドラマなどです。
通常のgenas.AI動画生成機能が「1カットを作り込む」のに向いているのに対して、Story Studioは複数カットをつないで1話を完成させることに重点が置かれています。
小説をAI動画にできる?
できます。
Story Studioでは、1話最大3万字までの小説や脚本を入力できます。
小説全文をそのまま長編映画にするというより、「このエピソードを1分のショートアニメにする」「小説の第1話を縦型ドラマにする」といった使い方が向いています。
ただし、使用できるのは自分が権利を持っている原稿、または権利者から許可を得ている原稿です。
既存の漫画・小説などを無断でアップロードして映像化することは避けましょう。
Story Studioの動画に透かしは入る?
書き出した動画にgenas.AIのロゴや透かしは入らないと案内されています。
SNS投稿や制作物として利用するときに、ウォーターマークが入らないのはメリットです。
実在の人物を登場させることはできる?
Story Studioでは、実在する人物を指定した作品制作には対応していません。
公式サイトでも「実在の人物は登場させません」と明記されています。
架空の登場人物を使ってショートドラマやアニメを作るサービスと考えておきましょう。
Story Studioを利用するときの注意点
個人利用には条件がある
2026年9月時点の提供概要では、個人ユーザーについて、満18歳以上・事業目的での利用と案内されています。
単なる個人的な遊びとして利用したい場合は、登録前に最新の利用条件を確認してください。
他人の小説や脚本を勝手に使わない
Story Studioでは原稿の権利確認が行われます。
使用する原稿は、自分が著作権を持っているものか、映像化について権利者の許可を得たものにしましょう。
登場人物が完全に同じになるわけではない
設定画を各カットで参照するため、人物の統一感を保ちやすい仕組みですが、AI生成にはゆらぎがあります。
顔や服装などに違和感がある場合は、カットごとの修正機能を利用します。
修正を増やすと料金も増える可能性がある
映像や設定画などの再生成にはポイントが必要になる場合があります。
こだわって何度も作り直すと、その分費用が増える可能性があります。
まずエコノミーなどで全体の流れを確認してから本番品質で生成すると、ポイントの無駄を減らしやすいでしょう。
Story Studioはどんな人におすすめ?
Story Studioは、脚本や小説を映像にしてみたい人、ショートドラマを作りたい人、AIアニメをSNSへ投稿したい人、複数カットのAI動画を作るのが大変だった人、動画編集の経験が少ない人と相性のよいサービスです。
特に、「ストーリーは考えられるけれど、カット割りや動画編集はできない」という人には面白い選択肢です。
一方で、数秒のAI動画を1本作りたいだけなら、Story Studioではなく通常の動画生成機能の方がシンプルでしょう。
AI動画を作るだけでなく、AI動画の視聴や投稿も楽しみたい人は、AITubeの使い方・料金・特徴もチェックすることがおすすめです。
Story Studioについてよくある質問
Story Studioは完全無料ですか?
完全無料ではありません。
企画、カット割り、仕上げ、書き出しなどは無料ですが、設定画や映像の生成などではポイントを使用します。
何分までの動画を作れますか?
1話あたり30秒〜10分を目安として指定できます。
実際の長さは映像が完成した時点で決まります。
小説から動画を作れますか?
できます。
アイデア・あらすじ・脚本・小説に対応しており、1話最大3万字まで入力できます。
縦型動画は作れますか?
作れます。
縦型9:16、横型16:9、正方形1:1に対応しています。
TikTokやInstagramリールなどに使う場合は縦型9:16が適しています。
動画編集初心者でも使えますか?
公式では、原稿を入れて「おまかせで作る」を使えば、企画から書き出しまで自動で進められると案内されています。
作成した動画はどの形式で保存できますか?
MP4、字幕ファイルのSRT、一式をまとめたZIPでダウンロードできます。
まとめ|Story Studioなら原稿からAI動画を1話まるごと作れる
genas.AI Story Studioは、アイデアや脚本、小説をもとに1話分のショートアニメ・ショートドラマを作れるAI動画制作機能です。
通常のAI動画生成では、「何本も動画を生成して、自分でつなぐ」必要がありますが、
Story Studioでは、
原稿
↓
企画
↓
登場人物
↓
絵コンテ
↓
動画生成
↓
音声・字幕・BGM
↓
書き出し
まで一つの流れで制作できます。
料金はポイント制ですが、企画作成などは無料です。
「自分の物語をAIアニメにしてみたい」という人は、まず無料の企画作成まで試して、どんな作品になりそうか確認してみるとよいでしょう。
また、1話のストーリー制作ではなく、写真やテキストから手軽にAI動画を作りたい人は、Miraivo AIの使い方・料金も参考になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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